爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「日本国の伝統」ってなんだと思っているのやら 同性パートナーの問題

自民党竹下亘総務会長が、もしも海外の首脳来日の際に「同性パートナー」を連れてきたらという問題について「それは日本国の伝統に合わない」と発言したそうです。

www.sankei.com

「私はそんなのは気持ち悪いから嫌だ」と言うのは別に勝手でしょうが(批判は受けても)、ここで「日本国の伝統」なんていう言葉を持ち出すのは、あまりにも物知らず、知恵足らずの露呈でしょう。

 おそらく、この方の人生プラス数十年程度が「伝統の範囲」なんでしょうか。それにしても知識も想像力も不足しすぎています。

 

まあ、女性同士の同性愛がどうであったかはあまり記録はないようですが、男性同士の同性愛というものは非常に広範囲に、時代も古代から現代まで延々と続いていたのは明白です。

日本における同性愛 - Wikipedia

 

竹下氏が博学多識であるなどとは、夢にも思いませんが、自民党総務会長というご立派な(?)立場であれば発言は慎重に願いたいものです。