爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

飛行機の旅の思い出 明日から数日留守にします

今度の日曜に高校の同窓会があり、明日から帰省しますので数日間は記事は予約投稿としますが、コメントのお返事はできません。あしからず。(スマホ持っていないもんで)

 

行き先は神奈川県ですので、久しぶりに飛行機の旅です。

 

鉄道ファン少年だったので、鉄道旅は結構出かけた方でしたが、飛行機には大学卒業まで一度も乗ったことがありませんでした。

それが、就職したら赴任先が熊本ということで、夏休みに実家のある神奈川までの帰省にさっそく乗らねばならぬということになってしまいました。

 

乗り方もよくわからないということで、職場の先輩に東京出身の方がいたので一緒に帰省ということにしてもらいました。

当時は熊本空港までの交通が不便でしたので、福岡空港に向かい、近くの福岡出身の先輩の家に一泊、翌朝羽田に向かうという皆様にお世話になりっぱなしの初飛行でした。

 

その当時はよく知らなかったのですが、ちょうど成田空港開港の年でしたので、羽田が国内線専用になってすぐの頃だったようです。今のターミナルビルと比べると手狭なものでした。

 

それからは盆正月の帰省に、そしてその後転勤してからは逆に熊本に帰省に、また出張も増えて行ったり来たりと、数百回は飛行機に乗っていると思います。

ほとんどが熊本羽田間の路線で、それについで多いのが福岡羽田、そして福岡小松という路線になります。

 

これだけの回数搭乗していても、窓からの風景が文句無しに素晴らしかったというのは数回しかありません。

車窓風景が大好きなもので、座席指定は必ず翼の邪魔にならない後方でしかも決まって窓側席にしています。天気の悪い時は雲ばかり見ているのも飽きますので、その場合は本を読んだり居眠りしたりもします。

 

それでも晴れている時は地上の風景を楽しんでいます。

東京から熊本への飛行で一番良かったのは、かなり前になりますが確か冬場だったと思います。

やはり、見通しが利くのは冬の季節風の強い時なのですが、たいていそういった季節は中部山岳には雪雲がかかり、日本海側はびっしりと雲に覆われるものです。

しかし、その時はめずらしく日本海まで晴れ渡り、中部山岳全体が見渡せるという好条件でした。

 

もう一つ、きれいな風景だったのは、最近のことですが金沢に仕事で行っていた時に東京までの用事があり出てきてその帰りです。

この時は晩秋11月、それほど季節風は強くはなかったのですが澄み渡っていました。

羽田を離陸し小松空港に向かう飛行機はそのまま諏訪湖上空から北アルプスの真上を飛んでいきます。

右側の座席に座っていたので、ちょうど乗鞍岳の上空を通過しているころには北アルプスの山々が手に取るように間近に見えました。

槍ヶ岳の三角形のピークが確認できたのには興奮しました。

 

ようやく天気は回復しつつあるとはいえ、明日はまだ曇りがちで飛行機の窓からも眺望はきかないでしょう。

本を何冊か持って読書しながら行きましょうか。