今日から4月ということで、いろいろなものが値上げになるそうです。
その一方で社会保障の負担も増えるばかり、年金の支給額は減らされるということで、一部の恵まれた人々以外には厳しい状況です。
そのような厳しい生活を強いられる、主に高齢者などは好景気の恩恵を受けるのは何時の話でしょうか。その前に寿命が尽きそうです。
都会の高級デパートはいざ知らず、その多くの人々を相手にするような近所のスーパーなどは仕入れ値が上がっても売値に価格転嫁をすることもままならず、厳しい経営状況の中で価格据え置きや最小限の値上げに留めるなどの対応です。これも実際に買いに来てくれる顧客の顔を思い浮かべれば仕方のないものでしょう。
景気回復の好循環などと言って、政権のお友達の大企業に儲けさせたもののごく一部が回りに零れ落ちるのを期待しているようですが、そんなものは何時までたっても目に見えません。いちばん確かな方策は、儲けた企業や個人からは相応の税金を徴収し、それを使って弱者への金を流すことです。もちろん、彼らの親友政府にはできるはずもありませんが。