爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

”賀茂川耕助のブログを読んで”No.1098 シェール革命の終わり

いつもの賀茂川耕助のブログ、本日の新着記事は”シェール革命の終わり”http://kamogawakosuke.info/2015/01/05/no-1098-%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E9%9D%A9%E5%91%BD%E3%81%AE%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8A/#more-5307
でした。
言うまでも無く主にアメリカでのシェールガスシェールオイルなどという低品質資源が一時の低コスト、莫大な埋蔵量という偽装がはがれ大幅に生産予想が下がったと言うものです。
私も以前から書き続けていましたが、ようやく実際の動きが見えてきたようです。

誰が何のためにこのようなことを仕掛けたのかと言うことまでは賀茂川さんは触れてはいませんが、投機的な資金が引き揚げて原油価格が一時的にせよ下落させたということで、OPECに打撃を与え、さらに一番大きいのはもっとも危険な資源大国のロシアに大打撃を与えたということでしょう。
そのついでに儲けるつもりで乗ってきた各国の大企業にも相当な痛手を与えることができました。

しかし、シェール革命などと言う幻であっても一時的には実体経済に明るい見通しなどというものを見させてしまいました。この反動がどう出るか、怖いものです。