いつもお世話になっている畝山さんの”食品安全情報ブログ”の11月27日版で、表題のような海外論文が紹介されていました。
元の論文の著者はイタリアの研究者のようです。
日本など東アジアの各国では血圧が高い状態の人々が多く、ヨーロッパでの高血圧判断基準を140/90mmHgに引き上げたものの、アジアではそれに追随すると脳卒中の危険性が高まるということです。
畝山さんも触れているように、日本の和食が「健康的」と評価している人は実際には少ないのかもしれず、専門家などは肥満はしなくても高血圧をもたらし脳卒中リスクを高めるとして危険視しているということです。
カロリー摂りすぎを抑えるという意味では間違った方向ではないのですが、塩分過多というのは和食の弱点であり、これを正すことは絶対に必要なのでしょう。現状の和食そのままではいけないということも考えておくべき問題です。