爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

食品表示偽装 宮城であまりにひどい事件

以前から参考にさせていただいている「安心!?食べ物情報」というサイトの今週の記事に冷凍海産物のラベル表示偽装のひどい事例が引用されていました。

http://food.kenji.ne.jp/review/review832.html

全国紙にはほとんど報道されていないようですが、ここまでひどいのも珍しいほどではないかと思います。

 

宮城県亘理町の業務用食材会社ですが、冷凍タラバガニやカレイの賞味期限表示のラベルを勝手に貼り替え期限を延長していたそうです。

また、以前にも輸入食材に国産というラベルを貼ったという事例もあったそうです。

非常に問題なのはこれが明らかになったのは元社員からの告発によるものなのですが、それに保健所はまともに対応しようとはしていなかったということです。

最初は形だけは調査に入ったものの、担当者が一言釈明しただけで1分で帰ったとか。

さらに、告発した人に対して証拠が足りないなどと言うなど保健所の姿勢もかなり問題のようです。

地方新聞社の河北新報が取り上げて問題化してようやく動き出したとか。

断片的な情報だけですが、一方からの言い分だけで判断すると(会社側は「社長がいないのでわからないと言っているそうなので)かなり悪質で以前から頻繁にこういった行為をやっていたようにも思えます。

 

中国の業者をひどいなどと言えないような事件でした。