酒酔い運転や脱法ハーブ運転など、言語道断というべき交通死亡事故が相次いでいます。小樽の事故では亡くなった方々がうちの子供と同年代で他人事ではない思いが強く、周囲の方々の悲嘆も激しいものと思います。
そのような事故加害者への罰則は厳しくなるばかりですが、だからといって抑制されるということも無いかのようです。まあ、実数は減っているかもしれませんが、報道の強度で増幅されている可能性はありますが。
日本に限らず、世界の多くではほぼ全員が車を運転するという事態になっていますので、交通社会はそのまま社会の反映です。アウトローもいますし、アル中もいる。薬中もいるというのは仕方のないことではあります。
先日読んだ子供の防犯意識を高めるという本の読後感では、こんなに周りすべての人間を危険視するように教えなければならないというのもなんとも・・というものでしたが、今日の交通社会ではその意識を高めなければいけないのかもしれません。
例えば、交差点で信号待ちをしている時に後ろから近づいている車を運転しているのは、泥酔者かもしれず、散歩をしている時にいくら歩道を歩いていても後ろから脱法ハーブを吸っているドライバーの車が近づいてくるかもしれないので、異常に大きいエンジン音が聞こえたらすぐに身を隠すとか。
まあ、かなりの部分は注意力を増すことで防衛できるかもしれませんが、散歩の癒し効果はほとんど期待できなくなりそうです。
なお、「脱法ハーブ」というのはあまりよくは知りませんでしたが、今回の一連の報道でようやく理解できました。なにか、天然の幻覚作用を持つハーブのようなものかと思っていましたが、とんでもないもので適当な植物に幻覚成分を浸み込ませたものだとか。こんなものでも規制はできないのですね。驚きです。