環境資源
COP27がエジプトで開幕するとか。 焦点の一つが石炭火力発電の廃止を進めることを途上国が了承するかどうかです。 news.yahoo.co.jp 特にEU各国が積極的に進めてきた石炭火力の早期廃止ですが、前回のCOP26では中国とインドが「途上国の立場を代弁し」妥協…
まあやっている本人たちはできるだけ再エネ主体でやろうとしているのでしょうが、それを報道する側が尾鰭付け放題、というよりは本体偽造での表題付けのようです。 www.itmedia.co.jp 「スマートジャパン」という所の記事でしょうか。 表題が「太陽光×水素で…
リスク学者永井孝志さんのブログで、「環境科学」というものについて書かれていました。 nagaitakashi.net 環境科学といっても対象は広いのかもしれませんが、環境汚染、気候変動といったものを扱うものが最近では主流でしょうか。 しかし、結構レベルの高い…
マイクロプラスチックなどと言うゴミが海に大量に漂っていると言われています。 しかし海を汚染しているゴミと言うものは今に始まったものではなく、かなり以前から問題となっていました。 この本は2007年の出版ですが、それまでの情報だとしても相当な汚染…
原油の高値は続いていますが、世界的な景気後退を予測してOPECは減産を決め、実際に生産量は減少しているようです。 www.bloomberg.co.jp そもそも原油価格が高騰したのはロシアなどの原油の供給が絶たれるからということで、欧米はOPECなどに原油増産を要請…
二酸化炭素を効率的に集め、そこから燃料を作り出すという、まさに錬金術のようなことを「現役東大生」とやらがやっているということです。 www.fnn.jp とにかく今は二酸化炭素を悪者にしてこれを削減すれば良いとばかりの説が飛び交っていますが、これなど…
「賀茂川耕助のブログ」に転載されている、Tyler Durdenという人の記事です。 kamogawakosuke.info 欧米日のメディアではロシアの窮状ばかりが報道され、プーチンはいつ失脚するかといった雰囲気ですが、実際はかなり違うと主張しています。 何より大きいの…
これまでも何度も記事を取り上げた杉山大志さんが、あの東京都の太陽光発電装置設置義務化という暴挙に対して反対の請願を提出したそうです。 news.yahoo.co.jp あまりにもひどい政策で、まともに批判するのもバカらしいと思いあまり取り上げていませんでし…
杉山大志さんという方の記事を紹介しましたが、それによれば中国は石炭の大増産を計画、ということは石炭火力発電を増強するということでしょう。 さらに新規原発の建設を加速させるということです。 sohujojo.hatenablog.com これは欧米日が目指す(と言っ…
キャノングローバル戦略研究所主幹の杉山大志さんが、夕刊フジに書いていた記事です。 news.yahoo.co.jp トランプ政権で国務長官を務め、トランプ再選となれば再び政権中枢に座るであろうポンペオの発言で、アメリカは「エネルギー・ドミナンス(優勢)」を…
ロシアのウクライナ侵攻に対する欧米各国の経済制裁により、肥料価格が高騰しているということです。 ロシアは肥料の輸出国であり、また各国の肥料製造に必要な石油や天然ガスもロシアからの輸出が多いということで、それが止まれば肥料の必要量が満たせない…
日経新聞の記事ですが、「バイオマス発電は持続可能か」と問いかけるものとなっていますが、そんなはずはないということも判らないのでしょうか。 www.nikkei.com 記事の詳細は有料のため最後までは見ることができませんが、まあこの導入部だけで見当は付き…
日本の経済界のオピニオンリーダーだと自分たちは思っているに違いない、日経新聞の社説に表記のような記事がありました。 www.nikkei.com おそらくここに書かれているような認識が経済界トップにも蔓延しているのでしょう。 まず「脱炭素化」は進めなければ…
北日本で豪雨が続くために忘れかけてしまったような電力不足ですが、先日の全国的な猛暑の時には逼迫と言われていました。 そして本当の危機は真冬であるとも言われており、予断を許さない状況でしょう。 電力不足は日本ばかりではなく中国もかなりひどい状…
いつもトンデモ情報で楽しませてもらえるNHKのおはようニッポンですが、今回はまともな内容でした。 ネット配信には出ていないようですので内容の概要を覚えている限りで。 蓄電池需要が急増していますが、その原材料の一つのニッケルの争奪戦が激しくなって…
東洋経済オンラインにジャーナリストの青沼陽一郎さんと言う方が書いていたものです。 toyokeizai.net 稲作の光景を日本の原風景などと呼ぶ人もいますが、(私はまったく同意できませんが)そのような水田が広がる状況は、温室効果ガスを大量に排出している…
脱炭素化の大合唱の元、企業だけでなく自治体なども目標を置いて「何年までの二酸化炭素排出の実質ゼロ」と言っています。 「正味のゼロ」と言うところは決してありません。 すべて「実質ゼロ」という言葉を使っています。 この「実質ゼロ」とは何か。 エネ…
現代ビジネスに国際投資アナリストという大原浩さんが表記のようなごく当然の指摘をしていました。 news.yahoo.co.jp 電力不足は警報まで出されましたがこの夏は今のところ何とか持っているようです。 しかし夏よりも真冬の方が危険性が高いとかで今冬の情勢…
どうも上辺だけの似非「脱炭素化」が多いようですが、もしも本当の意味の脱炭素化、すなわち化石燃料は使用しないという社会になったらどうなるか、そのイメージを作っておきたいと思います。 現状では2019年の値で、「電源構成」の中では水力が7.8%、水力…
いつもツッコミどころ満載のNHKの朝の番組「おはよう日本」ですが、またも脱炭素化で珍妙な解説です。 www.nhk.jp この部分は「NHKプラス」とやらで配信中ということですが、どうやら有料のようです。とても金を払ってまで見る気もしませんしお薦めもできま…
地球上にある水の大部分は海水で、淡水というものはわずか2.5%、しかもそのほとんどは極地や氷河の氷であり、人類が使える淡水はさらに少ないものです。 そのため現在の世界人口の40%以上が水不足に苦しんでいるということです。 もしも淡水の不足が激しく…
小島正美さんの「FOOD NEWS ONLINE」は通常は食品関係の問題を扱っていますが、今回はそこからちょっと離れて「地球温暖化」について触れています。 foodnews.online 二酸化炭素濃度上昇が地球温暖化につながり、それが気候変動を起こしているという話はすで…
「脱炭素化」すなわち石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料を使わないようにしようという動きが活発化しているように見えます。 これ自体、その根本は間違っているとは言えません。 化石燃料は限りある資源であり、それをこれまでのように湯水のごとく使って…
畜産飼料が不足するかもという不安が大きくなっており、代替肉などという中途半端な技術がもてはやされていますが、そんなものは必要ない、肉が十分に供給できるという夢のような話です。 news.yahoo.co.jp アメリカ・カリフォルニアの「FYTO」という企業が…
熊本県東部の阿蘇外輪山にある産山村というところに設置されていた風力発電所がFIT(固定価格買取制度)の適用期限となり、もはや経済的に継続不可能となるため解体されることになったという、熊本日日新聞の報道です。 (購読会員しか見ることのできないネ…
原発と天然ガスは持続可能で地球温暖化防止にも役立つとEUが決定したそうです。 www.nikkei.com 2月にEU委員会でその方針が示され、多くの国が反対したのですが結局は認める方向で決まってしまいました。 おそらくその後勃発したウクライナ侵攻でロシア産の…
連日のように電力供給不足の危険性について報道され、「クーラーはつけても」他の節電をと繰り返されています。 テレビのワイドショーでもその対処について色々と語られていました。 原発再稼働もやむなしとする人もいれば、それは絶対にダメという人も。 そ…
参院選の公約が出そろい、各党の主張の比較といったことを報じていますが、エネルギー問題についてのそれを見ても、「原発の運転か廃止か」に多少の違いはあるものの、他はほぼ同様。 省エネの徹底、再エネへの投資などほとんど数字の違いだけのようです。 w…
バイオマス発電の発電所の建設が急増し、それに伴い海外からの発電用木質ペレットの輸入も急増しているようです。 news.yahoo.co.jp このままで行けばペレット価格も跳ね上がる「ウッドショック」が再来するかもという危惧があるという記事ですが、問題はそ…
脱炭素化という掛け声ばかりが高くなり、一見すると世界中がそちらに向かって走り出すかのように感じるかもしれません。 脱炭素化、すなわち石油や石炭などの化石燃料の使用を抑えるということ自体は積極的に進めることが必要なのですが、現在使われているこ…