爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

この時期に「色付きマスク禁止」なんて言っているバカ学校があったそうで。

またまた日本人であることが嫌になるようなニュースです。(2月の話ですが、今まで気づきませんでした) 学校などで「色付きマスクはだめ」と言い出していたところがあったとか。 まあ、幸い?学校自体休校になっているので、それ以降は言われていないのでし…

新型コロナウイルス感染、再感染例が相次ぐ。感染制圧のシナリオが根底から狂う。

韓国で、コロナウイルス感染者で完治と判定された人の再発例が相次いでいるそうです。 日本でも熊本で感染者で完治と判定された人が帰宅し、また再発、さらに家人に感染者が出たという事例がでました。 今回の新型コロナウイルス感染も、これまでの感染症の…

「21世紀の民俗学」畑中章宏著

民俗学といえば伝統行事や風俗、言い伝えの妖怪などを扱うものといったイメージで、あまり21世紀にはそぐわないように思いますが、現代の様々な出来事は民俗学的に扱う方が分かり易いというものも多いようです。 民俗学者の畑中さんが、ネットメディアのWIRE…

「9月入学、新学期」などと言っても簡単には行かない。

学校再開が当分できそうもないということで、9月新学期への変更ということが出てきました。 www.jiji.com社会はさまざまなサイクルで動いているのですが、学校や会社などの組織の年間スケジュールというものはその基本とも言えるもので、そう簡単には動かす…

「旅客機から見る 日本の名山」須藤茂著

飛行機から見る地上の光景というものが大好きで、乗る時には必ず窓側の座席を取り、離陸時から着陸時までずっと外を見ている私ですが、天候に左右されることもあり、なかなかこれはという風景を見ることができません。 そのわずかな例を先日公開しましたが、…

「武器が語る日本史」兵頭二十八著

日本刀の切れ味は世界でも有数のものという話もありますが、一方では戦場ではほとんど役に立たなかったという話も聞きます。 乏しい知識ですが、世界各国、そして歴史の古今を映画の描写など見ても、戦争の光景というものは似ているようで違うところが多いよ…

こんな時ですが、夢の話「友達の結婚式に行くのだが準備が間に合わずばたばた」

他に書くことが多すぎ、夢の出番もあまり無いのですが、本日未明の夢はあまりにも具体的でリアリティー満載、しかも出発時刻が迫る中で準備が間に合わず焦りばかりが募り、目が覚めてようやくホッとしたという、典型的な悪夢でしたので、無理やり書いてしま…

「新型コロナウイルス感染症の終結」とは何か。ワクチンが未完成の状況での再開は再感染を生む。

新型コロナウイルス感染症の流行初期に多数の感染者を出したものの、しばらくは患者発生が止まっていた北海道で、再び多数の新規感染者が出ているようです。 www.nikkei.com 緊急事態として社会生活の制限を始めた当初は一応の期限としてゴールデンウイーク…

NATROMさんが、新型コロナウイルス感染についての佐藤章氏の記事を評論

内科医にしてブログで医学に関する情報をあれこれ書かれているNATROMさんですが、さすがに最近はお忙しいようで記事更新がしばらく途絶えていました。 今回はジャーナリストの佐藤章さんというかたが、論座というところに書いた「私はこうしてコロナの抗体を…

エチルアルコール(エタノール)「消毒用」と「酒類」の違いとは(3)

★「きれいな」エタノール液の製法 まああまり詳しく書いても誰も理解できないかもしれないので、適当な程度にしておきます。 もともとの発酵液中には、エタノールが一番多いものの他の成分もたくさん含まれています。 それらが水も含めて混合物となっていま…

「韓国リスク 半島危機に日本を襲う隣の現実」室谷克実、加藤達也著

お二人とも韓国への駐在経験が長い記者で、しかも韓国語にも通じているということで韓国および韓国人についての知識も深いようです。 そのためか、どうやら「韓国が非常に嫌い」であるようで、その点について様々な例をあげ批判しています。 それも仕方ない…

エチルアルコール(エタノール)「消毒用」と「酒類」の違いとは(2)

★醸造用アルコール さて、それでは連続蒸留装置によって作られる「アルコール」についてです。 これを「醸造用アルコール」とか「飲料用アルコール」などと言います。 なぜかと言えば、このアルコールの用途から来ています。 酒類の蒸留は、元はヨーロッパで…

「石油最終争奪戦」石井吉徳著

この本はかつて読んだ時に非常に感銘を受け、それ以降の自分の考え方に大きな影響を受けたものです。 環境問題などに興味を持つようになったのは、太陽光発電や風力発電がうさん臭いということに気づきだしたころからだったのですが、その内に「オイルピーク…

「PCR検査装置」が無かったら今回の肺炎流行はどうなっていたか。

新型コロナウイルス肺炎の大流行で、誰もが名前だけは聞くようになった「PCR検査」ですが、それほど古くからあるものではありません。 DNAポリメラーゼという酵素を使い、さらに目的とする遺伝子DNAの構造を考慮することで短時間でその遺伝子が含まれている…

エチルアルコール(エタノール)「消毒用」と「酒類」の違いとは (緊急連載)

消毒用のエタノールの需要が急増し、供給が間に合わないということで「酒類」である高濃度エタノールを消毒用が必要な人々に(医療機関など)販売するということが容認され、出回っています。 しかし、その実態が良く分っていないようで、テレビ報道でも「医…

「オーケストラ 知りたかったことのすべて」クリスチャン・メルラン著

クラシック音楽の華とも言える、オーケストラ。 その圧倒的な音の洪水に浸ることが喜びと言うファンも多いことでしょう。 しかし、かなりのマニアになっても、オーケストラについてあまり詳しい情報に触れることはできないようです。 そういった、マニアの「…

無症状感染者が6%、広がりはかなり進んでいる

慶応大学病院で、肺炎で入院した患者以外の人を検査したところ6%の人から新型あコロナウイルスが検出されたそうです。 www.nikkei.comもしも感染者だった場合には広がる危険性があるため、予備的に実施したもののようですが、それで6%陽性率というのは高…

「シミュレート・ジ・アース 未来を予測する地球科学」河宮未知生著

まず最初に言い訳から書いておきます。 私が読む本は、購入する場合も少しはありますが、ほとんどは市立図書館から借りてきたものです。 ところが肺炎流行の影響で先月初めから休館になってしまいました。 ようやく今月になり、ネットなどから貸し出し予約を…

熊本県でも休業要請

熊本県でもウイルス感染者の発生が止まらず、人の集まる施設などの休業を要請しました。 headlines.yahoo.co.jp内容は先行する他の都府県とほぼ同一の内容です。 また休業補償も県として行うということですが、最大でも30万円とまあ焼け石に水程度のもののよ…

「意外と会社は合理的」レイ・フィスマン、ティム・サリバン著

現在は世界的な大会社となっている企業でも、創業当時は夢とアイディアにあふれた創業者が協力者数名とともに自由な発想を生かして優れた商品やサービスを作り出し、大ヒットを生み出しました。 しかし、そのような会社でも徐々に大きくなっていくと社員は増…

「再感染」か「再活性化」か、コロナウイルスの性状がまだ分からない。

中国は新規感染者が激減、アメリカやヨーロッパ各国も頭打ちになったとして、トランプなどは経済再開を口にする始末です。 本当に大丈夫なのでしょうか。 韓国では、一度陰性になった人がしばらくして再度陽性になるという例が報告されています。 こういった…

何かを待つだけの日々。

朝起きてパソコンの電源を入れると、画面に日付が出てきます。 4月21日、4月ももう3分の2が終わりました。 しかし、まだまだ何かを待つというだけの日々。 もちろん、「肺炎感染の流行終結」です。 テレビを見ればどの番組でも二言目には「新型コロナウイル…

「院内感染」という言葉の意味の変化。

病院でのコロナウイルス感染が広がっているということで、医療従事者の家族の保育園通園や介護施設通所が断られる事態が頻発しているというニュースに接し、憤りを感じて以下のような記事を書きました。 sohujojo.hatenablog.comしかし、このところの感染者…

田中宇さんの「国際ニュース解説」より、「コロナ危機はまだ序の口」

国際政治関係の記述の多い田中宇さんの「国際ニュース解説」ですが、やはり今は何といっても新型コロナウイルス感染ですので、その記事が続きます。 ただし、日本以外の各国が感染拡大に歯止めがかかったなどと言い始めている中、「まだまだ危機は序の口」と…

怪我しちゃいました。

まああまり皆さんにお知らせするようなことでもないんですが。 後から読み返してみて、自ら反省する種とするために書き残しておきます。 昨夜、風呂に入った後に風呂掃除をしていた時、何気なく洗剤が一杯ついたスポンジを持った右手の側に体重をかけてしま…

「グローバリゼーション・パラドクス」ダニ・ロドリック著

地球全体を巻き込むグローバル化の勢いは誰にも止められないようですが、その撒き散らす害毒の大きさも明らかになってきています。 しかし、グローバル化と言うものは最近になって始まったというものではありません。 その歴史的な経緯を知り、さらに最近の…

「有機質液肥」っていったい何なの。

当方で購読している新聞は県内のみが営業範囲の地方紙なのですが、それに時々入ってくるのがその新聞社の別部署で作られていると思われる生活情報誌というものです。 いつもは他愛のない内容ながら、県内各地の観光案内やレストラン、パン屋の紹介など、地元…

国民一人あたり10万円支給、なんとか決まったけれど。

難航した給付金ですが、一人当たり10万円ということで何とか決まったようです。 しかし、ここに至ってもまだ出したくないという気がありありと分かります。 自分から申請しなければ出さないという最後のあがきをしています。 news.yahoo.co.jp確かに10万円、…

「にっぽん縦断こころ旅」ボツ原稿第3弾発表と思ったら、放送休止になった。

NHKBSの「にっぽん縦断こころの旅」という番組に投稿してきたけれどボツになった原稿の公開を2回しましたが、来週は神奈川県に行く予定、その投稿もしたけれどボツになったようなので、それを公開しようかと思っていましたら、17日の放送の終了後に駒ちゃん…

こんな時期だからこそ「食品衛生」には注意して

外食の自粛が広がり、飲食店の売り上げが激減しているとかで、その中なんとか少しでも販売しようと「テイクアウト」つまり持ち帰り弁当の販売を始めているところが多いそうです。 ローカルニュースでもその話題が続々、みな「がんばろう」の合言葉です。 た…