爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

田中宇さんの国際ニュース解説では「米中貿易戦争の行方」

田中宇さんは前の記事で安倍首相はトランプとの友好関係を終わらせるという観測を掲げましたが、それについての弁明が出る前に、「米中の貿易戦争の行方」についての記事を書きました。 まあ、そっちの方がはるかに重要でしょう。 tanakanews.comアメリカは…

「言論の自由」続報  ”首相の取り巻き”

「内田樹の研究室」に掲載された、言論の自由に関する続報によれば、今回の問題を引き起こした当事者たちは「首相の取り巻き」であるということです。 blog.tatsuru.comもちろん、最初の変な名前の女は当然そうでしょうが、続いて新潮45が掲載した文の書き…

「外来種のウソ・ホントを科学する」ケン・トムソン著

ユーモアとウイットに満ちた文章から、著述家かと思いましたが、著者のトムソン教授はイギリスのシェフィールド大学の生物学者ということです。 世界のあちこちで、外来種の生物が在来種を脅かし滅亡させているといったことが話題になります。 しかし、本当…

安倍総理「トランプに完敗」 やはり見切りを付けたんじゃなかったのね。

アメリカとの貿易協議、やはりトランプの主張する2国間協議になるようです。 安倍は何のかのと言い繕っていますが、はやり「完敗」と言うことでしょう。 blogos.com野党も軒並み「国辱外交」と攻撃しています。 この件については、田中宇さんの「国際ニュー…

「内田樹の研究室」より、言論の自由について

参考にさせていただいている「内田樹の研究室」に、言論の自由についての文章が連続して掲載されています。 もちろん、それはあの新潮45の問題によるのですが、内田さんも言論人として発言はせざるをえないところでしょう。 blog.tatsuru.comこれは、以前…

この花は何でしょう?

我が家のフェンスにツルを伸ばしてようやく花が咲きました。

「北東アジアの中の弥生文化 私の考古学講義 上」西谷正著

著者は考古学が専門で、九州大学名誉教授という方です。 この分野の研究者は、一般向けの講演を依頼されることも多く、その講演要旨も整備されていたということで、まとめて一冊の本とされました。 弥生時代から古墳時代といった古代には、一般の人々の関心…

食中毒による営業停止ニュース2題

食中毒の原因となった飲食店には、営業停止処分が下される場合があります。 興味深いニュースがありました。 headlines.yahoo.co.jp 一つはこちらで、営業停止ではなくさらに重大な「営業禁止命令」です。 しかもそれにも関わらず客を入れたということで、書…

「世界から消えた50の国」ビョルン・ベルグ著

これまでの世界で一瞬でも存在した「国」というものは多数でしょうが、この著者のベルグ氏は独自の基準で「国の存在」を決定し、その基準で一応存在したとされる50の国々(ただし、その期間は1840年から1975年まで)について記述しています。 彼の…

ご注意!「太陽光発電設備費ゼロ」のセールス電話

夕食後にゆったりとテレビを見ていると、電話が。 (家族や知人からの電話はほとんど携帯ですので、最近は固定電話は珍しくなりました) すると、「九州電力の・・・」あとはゴニョゴニョと何か会社名らしいものを言って、 「太陽光発電が設備費ゼロで設置で…

「ワタクシ、直木賞のオタクです。」川口則弘著

直木賞といっても、あまり文学に興味のない私にとっては、時々ニュースになる「芥川賞直木賞受賞者発表」でしか名前を聞くこともなく、当然ながら受賞者に誰が居たのかというこのもあまり記憶にありません。 しかし、自ら「直木賞のオタク」であることを広言…

夢の話「薄層クロマトグラフィー」

少し涼しくなって寝心地も良くなったせいか、夢を見てもかなり筋が通ったスッキリしたものになりました。 そんなわけで夢の話が続きます。 夢の舞台はかつて長く勤めた湘南地方の会社の研究所。 実際はそこでは薄層クロマトグラフィーはほとんど使わなかった…

製造業の海外移転とは何だったのか

トランプがアメリカ第一主義と称してアメリカ国内での製造業復活を目指すかのようなポーズを示し、中国などと貿易戦争を繰り広げていますが、この原因はアメリカの製造業の海外移転に始まると言って良いでしょう。 別に、中国がやりたくて始めたわけではない…

驚いた運転「逆走の現場目撃」

先日の夜7時過ぎに車で出かける用事ができ、走っていました。 都会ならまだまだラッシュのさなかでしょうが、熊本の田舎町ではもう夕方の帰宅は一段落し、走る車も減ってきている時間です。 田舎町に数箇所しか無い片側2車線の広い道路を右折し、その先も…

「全体主義の起源」ハンナ・アーレント著

かねてから名前だけは聞いていたハンナ・アーレントですが、最近その伝記を読んだこともあり、代表作の「全体主義の起源」に挑戦してみました。 sohujojo.hatenablog.com ドイツ生まれのユダヤ人であり、ナチスの迫害を際どく逃れたアーレントの著作ですので…

夢の話「国際学会に出席」

久しぶりに暑くて寝苦しい夜に見た夢はそれほど悪夢というものではありません。 寝ている時の状況と夢の内容とは関係ないのでしょうか。 国際学会とは、一応「使用言語が英語」のものとしておきます。 開催地は日本国内の場合もあり、海外の場合もある(とい…

「関東大震災記憶の継承」関東大震災90周年記念行事実行委員会編

1923年に起こった関東大震災、それから90年が経った2013年にその記憶をまとめる活動としてまとめられた本です。 90年以上前とは言いながら、今でもホットな話題を提供してくれます。 小池都知事が追悼行事にこれまでの都知事が出してきた追悼文を拒絶したと…

自民党総裁選、小泉進次郎の行動は親譲りの狡猾な手法

先ごろの自民党総裁選で、小泉進次郎が石破支持を表明したものの投票の寸前であったことが議論となっています。 news.livedoor.com いわれのない?小泉人気から、彼が早く石破支持を明らかにしていれば得票数も変わってきただろうということですが、見え透い…

田中宇さんによれば「トランプと安倍の友好関係は終わった」そうです。ホントかいな。

田中宇さんの「国際ニュース解説」によれば、トランプと安倍のこれまでの友好は終わり関係が悪化しているということです。 tanakanews.com このサイトは田中さんが有料で配信している記事が多く、全部は読めないものがほとんどですが、上記記事は無料で公開…

JAF(日本自動車連盟)機関紙JAF mateより

一応JAFに加盟していますので、機関紙が送られてきます。 今月号には、この前にアンケートを取った結果が掲載されていました。 車にかかる税金が負担に感じるかどうかというアンケートが数ヶ月前に実施され、その結果が出たそうです。 それによれば車の税金…

「〈階級〉の日本近代史 政治的平等と社会的不平等」坂野潤治著

一億総中流という幻から目が覚めて、格差拡大と言われている今日このごろですが、しかし「階級」という言葉には現代の社会とは関係のないと感じさせる響きがあります。 しかし、紛れもなくほんの数十年前までは日本も「階級」差だらけだったわけです。 日本…

NHKの番組「ファミリーヒストリー」を見ていると日本の近代の人々の姿が見える

NHKの番組で、ファミリーヒストリーというものがあります。 www4.nhk.or.jp 芸能人などの有名人の父母、祖父母さらに先祖の調査をして、どのような人生を送ったのかを見せてくれるのですが、NHKの権威を十分に発揮して綿密な調査を行っているために、普通で…

プーチンの平和条約発言に対して、安倍はミスをしてさらに失態を演じた

ロシアがウラジオストクで開いた、「東方経済フォーラム」で、12日の全体会合の席上プーチンが唐突に「前提条件なしに日ロ平和条約を年内に締結」と提案したというニュースは大きく取り上げられています。 これについて、日経ビジネスの中で拓殖大学教授の…

アメリカは中国からの輸入品に対して関税第3弾

アメリカは中国からの輸入品に対して高関税を課していますが、交渉が進展しないとして第3弾の高関税、およそ22兆円の物品に対しての関税賦課を表明する見通しです。 www.nikkei.com中国もこれまではアメリカの関税賦課に対して同様の対抗処置を取っていま…

「ドライブマップの旅」生内玲子著

著者の生内さんは、年齢ははっきりはしませんが、私よりかなり年上のようです。 若い頃、というとおそらく高度成長時代の日本に自動車時代がやってきたあたりから、カーライフを満喫し、新聞記者であったのがやがて交通旅行評論家として活躍するようになった…

フジテレビ番組で自民党総裁選候補者が一応形だけの討論会

かねてから首相応援団で有名なフジテレビの夕方の番組に、今度の自民党総裁選の候補者二人、安倍首相と石破元幹事長が出演し、形だけの討論会をやってみせました。 最初はアベノミクスの成果について。 石破が地方などへの波及が遅すぎることを(おずおずと…

「新鮮な肉だから鶏刺し」というのが間違いだと誰もが気づくのは何時か

夕方のもったりとした時間をテレビを眺めながら過ごす、退職者しか味わえない至福の時をのんびりと過ごしていました。 首都圏や近畿の人にはあまり想像できないかもしれませんが、田舎のテレビ局はこのへんの時間帯には独自のローカル番組を放送します。 そ…

優先道路も何のその 周囲に車が居なくなるまで動かない田舎のおばさんドライバー

「本日見かけた交通違反」にしたいんですが、違反はしていないので、「交通迷惑」程度のものです。 私の運転歴では、湘南地方の郊外住宅地、金沢市近郊、そして今住んでいる熊本県南部の「ド」田舎町で車の運転をしてきましたが、田舎町には他では見られない…

「ズルい食品ヤバい外食」河岸宏和著

こういった題名の本では、単に食品添加物を使ってあるだけでダメとか、残留農薬は何でも危険といった、ほとんど読む価値もないものが多いのですが、パラパラとページをめくってちら見をしてみたら、結構面白いことが書いてあると感じ、読んで見ることにしま…

花の鉢にキノコ出現 生命力たっぷり

花を植えていた鉢に、どこから入り込んできたのかキノコが出現しました。 あっという間に大きくなってしまいましたが、あっという間に消えそうです。