2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
度重なるアメリカ軍人による犯罪発生や、基地建設問題など、沖縄においての問題が起きるたびに「なぜ沖縄は独立を目指さないのだろう」と不思議に思っていたのですが、やはりその動きがあるようです。 著者の松島さんは「琉球民族独立総合研究学会」の設立メ…
武田邦彦さんといえば、原発問題や温暖化問題など焦点の話題に思い切った発言を繰り返し、反発も激しく受けているようです。 しかし、エネルギー問題に関するこの本を読む限りでは、非常にまともなことを語っているように感じます。 ただし、ここでもやはり…
このところ何度も似たようなテーマの夢を見てしまいます。 考えすぎるからこだわるのかも。はき出してしまえば見なくなるかと思います。 そのテーマは「無人販売のパン」です。 昔勤めていた会社の研究所では「無人販売のパン」というものがありました。 そ…
”安心?!食べ物情報”でまたも鶏肉によるカンピロバクター感染についての紹介がありました。 http://food.kenji.ne.jp/review/review914.html 埼玉県の飲食店で、とりのたたきが原因とみられるカンピロバクター感染ということです。 私も繰り返し取り上げて…
格差社会を扱った評判の書、トマ・ピケティの「21世紀の資本」は大ヒットとなり世界中で読まれているのですが、経済ジャーナリストであった竹信さんから見ると「本当に読んで理解されているのか」が不安となるものでした。 もしかしたら、全体を読んでの感想…
以前は農業環境技術研究所の研究者で、現在はフリーで活躍されているという白井洋一さんが、FOOCOM.NET専門家コラムの「農と食との周辺情報」で現在EUで続けられている論争について言及されています。 www.foocom.net その大きなポイントは3つ、除草剤グリ…
4月29日に北朝鮮は弾道ミサイル発射を行ない、空中爆発を起こし失敗したと見られますが、北陸新幹線や東京地下鉄が一時停止したということをニュースでも流していました。 私もこの反応には違和感を覚えたのですが、賀茂川耕助さんは「危機をあおるものだ」…
FOOCOM.NETでいつも参考にさせて頂いている松永和紀さんが、日本評論社の「シリーズ地球と人間の環境を考える」の中の1冊として書かれたものです。 このシリーズは2010年頃に12冊が出版されているようですが、題名と著者を見てもどうやら玉石混交のよ…
著者の御三方は東日本大震災時の福島原発事故に関する政府事故調査委員会のメンバーとして、調査し報告した方々です。 特に畑村さんはその委員長として取りまとめた方です。 「おわりに」に書かれているように、政府事故調の最終報告は2012年7月23日に公表さ…
本書副題は「相続手続き、家系図作りに役立つ!」です。 こういった要望が多いのでしょう。 私も相続にはほとんど関係がありませんが(遺産もわずか)家系図作りには興味があるので読んでみました。 なお、著者の丸山さんは行政書士で、先祖探しといった仕事…
経済学者の言うことなど皆価値が無いかのように感じていましたが、この本の著者の服部さんは福井県立大学教授で経済学博士、理論経済学がご専門というバリバリの経済学者のようです。 しかし、この本に書かれていることは多くの点で納得できるものでした。 …
著者の仲正さんは政治思想史が専門という金沢大学教授ですが、こういった現代の若者の抱えている問題についても詳しいようです。 「リア充」というと、聞いたような気もするのですが、何度聞いてもよくわからないというのが爺さんの感想です。 本書は直接「…
本書あとがきにある、この本を書くようになったきっかけというのが、西部劇映画「黄色いリボン」の冒頭に、第7騎兵隊全滅の報せを各地に伝えたという場面があり、「これは史実だろうか」と感じていろいろと調べだし(著者は歴史学者です)、そうこうしている…
東京女子大の篠崎晃一教授と篠崎ゼミの皆さんが作られた「出身地鑑定 方言チャート」がパワーアップされたそうです。 office.twcu.ac.jp 各地の方言特有の語彙を拾い上げ、地域差の大きいものを配置して絞り込むという手法で出身地(3歳ごろから14歳まで住ん…
「耐震偽装事件」というものが大きく報道されていた時代からすでに10年以上経ちました。 「姉歯」「ヒューザー」「木村建設」などという言葉が飛び交っていたのがつい最近のようにも思えます。 特に、当地は木村建設の本社があったところでもあり、その報道…
エネルギーペイバックタイム(EPT) (またはEPR(エネルギープロフィットレシオ)というのは、太陽光発電のようなエネルギー変換装置の能力を評価し、その真の経済性を測るための基本的な性質で非常に重要な数値なのですが、これがどうやらいい加減な算出方…
賀茂川さんブログはアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを決定したということです。 3月の話だと思いますが、何か状況を見ていたのでしょうか。 kamogawakosuke.info 政策金利を引き上げるというのは、景気が上向きインフレ傾向が強まった際に引き締…
著者の毛利さんは「暴力分析コンサルタント」ということですが、かつては東南アジアの紛争地帯で傭兵として参戦した経験があるということで、それを活かし活動しておられるということです。 暴力に悩む人々の相談にものっているそうですが、現在の日本は殺人…
生魚の寄生虫による食中毒、「アニサキス中毒」が激増しているという、「安心?!食べ物情報」の紹介です。 渡辺宏さんのこのサイト、週1回の更新ですが、毎週のように参考になる記事が載っています。 http://food.kenji.ne.jp/review/review912.html サバ…
今、家系図を作るというのがブームになっており、日本ばかりでなく海外でも広がっているそうです。 本書はその家系図の作り方を細かに解説するという、実用書的な作りのものになっています。 岩本さんは本書の中でも紹介されている家系図作成ソフト「ルーツ…
著者は数多くの本を書いていらっしゃいますが、本業は精神科医です。 精神科医というのは患者に話をさせてその病状を判断するというのが重要な診断法ですので、患者が「安心して話す」ことができなければ、診察にもならないのですが、やはり色々と注意点はあ…
ただ歩くだけのスリーデーマーチが、12日より3日間八代市球磨川河川敷公園をメイン会場に開催されます。 12日の1日目に参加しました。 今日は10kmコース。10時出発の会場風景です。 この時はまだ曇りの天気だったのですが、この直後に雨が降り始めどんどん激…
ノンフィクション作家の高橋さんが、自分の先祖を知りたくて各地を廻っていろいろな人たちの話を聞き、発見をしたり迷路に入ったりということを書いていくというものです。 よほどの名家でない限り先祖代々が分かっているという人は居ないでしょう。 我が家…
土壌学者で環境保全型農業ということを説いていらっしゃる西尾道徳さんが、そのサイトの中でワシントン大学教授で地質学が専門のデイヴィッド・モンゴメリーが書いた「土の文明史」という本の中でのキューバの有機農業について触れた部分の誤りを指摘してい…
「詰将棋に関するエッセイ」とかいうものではなく、本当に「詰将棋だけ」の本です。 「詰将棋」とは、将棋の終盤戦の詰むか詰まざるかというところだけを拾い出したようなもので、パズル的な要素が強いものです。 解答者(解く人)が攻め手となり、王手の連…
昨日の国会審議での民進党議員の質問に答えたという安倍クン(もはや首相とか宰相とか呼ぶ気もなくなってきた)の答弁を報道で見て、衝撃を受けました。 www.nikkansports.com 私はこれまでの安倍クンの政権運営(というか、騙しの手口というか)を見て、こ…
経済関係の本は以前はほとんど読まなかったんですが、なぜか一冊だけ買って持っていました。 嫌いだったわけは、自分に基礎知識が無かったためもあり、何やら難しそうなことを、しかもどの本も偉そうな雰囲気で押し付けてくるように感じたためだったと思いま…
著者のお名前は非常に難しい読み方ですが「きたい」と読むそうです。 日本中世史がご専門の歴史学者です。 戦国大名という人たちは、決して自分たちが「戦国大名」であるとは思っていませんでした。 しかし、ほぼ16世紀の100年間に国を支配していた大名たち…
いつも参考にさせていただいています、渡辺宏さんの「安心?!食べ物情報」今週の記事で、和牛に関する情報あれこれがまとめてあります。 http://food.kenji.ne.jp/review/review911.html 和牛子牛の販売価格が高騰しているとか。 酪農家の高齢化で廃業が相…
著者の佐藤さんはロシア語の堪能な外交官として活躍されていたのですが、鈴木宗男議員の事件に巻き込まれ500日以上の長期にわたって勾留されるという経験をされました。 その後は著述家として多くの著作を発表されています。 その独房の中で、不思議に頭に浮…