爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2016-07-04から1日間の記事一覧

「凡庸という悪魔 21世紀の全体主義」藤井聡著

著者は土木工学を専攻し都市社会工学の大学教授を勤めながら、公共政策に関する社会科学全般に興味の対象を広げていったという方です。 そのため、本書も工学的なものとはまったく縁のない社会科学的な考察についてのものとなっています。 著者は都市工学の…