久々に賀茂川耕助さんのブログからの引用です。
「ベーシックインカム」とは、社会保障制度の一つで、国民全員に一定の金額を配布するというもので、欧米で支持する人々が増えています。
今回、日本で「国民全員に特別給付金」が支給されますが、これを恒久的に実施するイメージでしょうか。
一見するととんでもない方策のようにも感じますが、これが意外にうまく行く可能性があるということです。
賀茂川さんは、そういった理想的な実施ではなく現在の日本の窮状を救うためにはこういった政策が必要なのではないかと言う立場からの提言です。
観光業や飲食業の事業者を中心に、かつてないほどの苦境に立たされている人が多くなっており、破産や自殺者の急増も懸念されます。
支援は大規模に急いで行うと、口では言っていた国や自治体ですが、なかなか実際に困った人々には届いておらず、金額もわずかなものです。
特に、賀茂川さんの「感染防止策としての自粛はお金に余裕のある人にとってはよい施策かもしれないが、十分な給付や補償のないままの自粛ではウイルスよりも絶望が人を殺すことになりかねないだろう。」というのが真実に近いでしょう。