爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「9月入学、新学期」などと言っても簡単には行かない。

学校再開が当分できそうもないということで、9月新学期への変更ということが出てきました。

www.jiji.com社会はさまざまなサイクルで動いているのですが、学校や会社などの組織の年間スケジュールというものはその基本とも言えるもので、そう簡単には動かすことができないものでしょう。

 

それを、この好機?に変えてしまえということでしょうが、ちょっと乱暴すぎるもののようです。

 

もともとアメリカなどの9月入学との差が気になっていた人々にとってはこれがチャンスと思うのかもしれません。

 

しかし、この2か月ほど止まったことで社会のあちこちに歪が噴出しているのを見ても、簡単に「9月入学制」ができるわけもありません。

何より、慎重の上にも慎重に準備を進めてあらゆる影響を考慮しなければならないようなことを、こんな非常事態にやってしまおうということ自体無責任というものでしょう。

しかも、「9月再開」ができると限った話ではありません。

やはりあくまでも有効なワクチンが開発され人口の多数が接種可能となった時点でようやく社会の動きも戻るということになるでしょう。

それまでは、再開しようとしたらすぐに感染再燃ということになりそうです。