爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

夢の話「赤城山を自転車で登る」

気楽に夢など見ている状態ではないのかもしれませんが、眠れば見るのが夢。

とくに面白い夢を見てしまうと紹介したくて仕方ありません。

 

夢のなかでは、赤城山に妻と二人で自転車で登るという、まったくありえないような状況です。

しかも、その理由が「中腹にあるガソリンスタンドに給油に行く」という、さらに不条理な状況。

自転車に乗っているのになぜ給油がと起きている状態では考えてしまいますが、それに何の疑問も感じないのが夢の中です。

 

赤城山には中腹まで人家が散在し、道路も多く張り巡らされていますが、最初はなだらかですがだんだんと登りがきつくなり、ペダルをこぐのが厳しくなっていきます。

畑や松林、桑畑が増えてきて空気が薄くなってきます。(そんなわけないか)

ようやく「大鳥居」が見えた。あと少しでガソリンスタンドだというところで、いつものように目が覚めました。

(トイレで)

 

 

ここからは状況説明。

 

赤城山の中腹にある財団法人の研究所に会社から派遣されて3年ほど行っていたのは、現在もう30を過ぎた娘が産まれた直後でした。

麓の前橋市の北郊にアパートを借り、そこから毎日坂を上って研究所まで通うという日々を3年ほど続けました。

前橋から赤城山頂までつながる道の中腹に赤城神社の「大鳥居」があり、そのすぐ上が研究所でした。

 

もちろん、通勤は車かバイクでしたし、自転車で登れるような道ではありません。

山腹にある農家の子どもたちが前橋市内の学校に通うのに、朝の登校は自転車にまたがりほとんどペダルもこがずに落下していき、帰りは親に迎えに来てもらって軽トラの荷台に自転車を載せて帰るという光景を何度も目にしました。

ただし、前橋競輪の選手たちがトレーニングのために自転車で山を登るというのもしばしば見られるものでした。

彼らでも登りはきつそうにするくらいの急勾配でした。

 

もう30年も前の懐かしい光景が、いきなり夢の中によみがえりました。