LPレコードを買った時期は中学の後半から大学卒業までの短い間だけだったのですが、その中でも音楽の好みはあれこれと移り変わっていきました。
最初はビートルズやローリングストーンズなど、はやりのグループでした。
ビートルズの「Magical Mystery Tour」です。
高校生の頃にはやはりちょっと背伸びをしたくなりジャズを聴き始めました。
自分がちょうどトランペットの練習を始めたため、最初は管楽器のプレイヤーをよく聴いていました。
クリフォード・ブラウンやソニー・ロリンズといった人たちがお気に入りでした。
その後、たまたま大学の授業が遅く始まる日に家でゆっくりとFMラジオを聴いていたら、流れてきた「海を見ていた午後」に惹かれ、ハイファイセットに注目するようになりました。
他にもクラシックを聴いたり、シャンソンを聴いたりと、ジャンルはバラバラで少しずつレコードを買うということをしていました。
就職で家を離れて以来、レコードはほとんど買わなくなったのですが、カセットテープやその後のCDもたくさん買ってきました。
それでも「ジャケットの魅力」はLPレコードにはかないません。
それだけで美術的価値があるように感じます。
というわけで、まだ数回は続けて掲載します。