爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

選抜高校野球大会はどうなるのか。

Jリーグラグビートップリーグの試合延期、芸能関係の公演も軒並み中止と、新型肺炎の影響で人が集まるような催事は続々と延期または中止が決まっています。

 

そんな中で、開催が迫ってきた選抜高校野球大会がどうなるのか、気になるところです。

www.asahi.com上記記事によれば、3月4日に運営委員会が開催されるということで、そこで対策が話し合われるということです。

 

しかし、選抜大会は昭和22年に再開後、一度も中止がなかったんですね。

阪神淡路大震災の被災地の真ん中であっても、開幕わずか12日前の発生だった東日本大震災でもしぶとく開催していたとは。

 

多くの高校では休校となるでしょうし、部活動も中止でしょう。

そんな中でどうやって開催するのか。

練習試合も問題視されているようです。

そうなれば、たとえ無観客で開いたとしても特に北日本の学校にとっては練習すらまだ本格的にはできない気候で、かなり不公平感が強くなるでしょう。

 

それにしても、国民皆がもっと関心があるのは何といってもオリンピック、パラリンピックの開催でしょう。

JOCや政府は中止などの可能性はまったく考えていないと強調していますが、そんなはずはあるわけもないということは、誰でも分かります。

 

もしも「本当に何も考えていない」としたら、それこそ大きな責任問題となります。

しかし、「考えててもそれを公言できない」というのが辛いところでしょうし、そのような態度は問題でしょう。

どうせ「中止の可能性を考えていると言っただけで関係者に動揺が起きる」とでも思っているのでしょうが、そのような態度でいて急に「止めました」と言われたらそちらの方がはるかに衝撃は大きいでしょう。

もう、きちんと「すべての状況に対して対応を検討している」と本当のことを言ってもいいんじゃないですか。

(なお、これは「本当に対応を検討している」ことを前提とした話です。「本当に何も考えていない」ほど馬鹿な連中だとしたら何を言っても無駄でしょう)