爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

政権に焦りか、唐突とも思える学校一斉休校

肺炎流行に歯止めがかからないのに焦ったか、何の予告もないまま急に来週からの学校の一斉休校が首相から要請されました。

headlines.yahoo.co.jp責任を取ることを避けるだけの各県は相次いで受け入れを表明しています。

 

確かに学校が感染症流行に拍車をかける存在であるのは間違いありませんが、まだ患者の検出もされていないところまで一斉にというのは唐突としか言えません。

 

職場もすべて閉鎖というのならまだしも、学校だけというのは親にとっては大変なことでしょう。

保育所は対象外だと管轄の厚労省は言っているそうですが、流行が激しくなればいつまでそれで済むか。

そうなれば子供を預けて働いている人たちの混乱も厳しくなるでしょう。

 

どうやら総理など政権中枢部の状況への焦りがひどいものになっているようです。

あの、桜事件や検事定年などの腐臭たっぷりの問題があっても、ほとんど下がらなかった政権支持率が、この肺炎流行で急落したそうです。

そこらあたりにも、このはた迷惑な思い付きに現れてしまったのでしょう。

 

こんなところで急に長い休みと言われても、おとなしくしている子供ばかりではないでしょう。

 

知人に今年3月いっぱいで教職を定年という人がいますが、彼の最後の花道もなくなってしまいそうです。