爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

神戸市児童相談所のトラブルは意味が全く違った。職員の責任ではない。

神戸市の児童相談所で、未明に助けを求めて訪れた小学生の女児をインターフォンごしの対話だけで追い返したというニュースが大きな波紋を呼びました。

その職員(NPO法人に業務委託)の個人的な怠慢のように報道されていましたが、まったく違うことが神戸市の共産党市議の質問で明らかになったそうです。

 

ツイッターに引用されていたけれど、赤旗の紙面より)

 

 

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それによると、神戸市は休日夜間の来訪者対応や電話応対をNPO法人に委託契約していたけれど、その担当者が児童福祉司の資格がないシルバーカレッジ修了者であることを周知の上での契約であり、そもそも女児を保護する権限がなかったということです。

職員の個人的問題だと思った人が多かったでしょうが、システムの問題だという指摘です。

 

まあ、どこでもありそうなことです。