新型コロナウイルス肺炎の影響でイベントや興行などの中止が相次いで発表されています。
東京マラソンなどのマラソン競技では一般参加者の参加だけ中止するという対応が多く、またその場合も参加費の払い戻しはしないといったことで批判も出ています。
それについて、気になる記事が。
なんと、「興行中止保険」という何らかのアクシデントで興行が中止になった場合に保険金が支払われるはずという保険に加入していても、今回のような感染症の流行のためというのは補償の対象外になっているそうです。
興行中止保険は、イベントが中止・延期になった場合、主催者側がそれまでに支出した費用や中止・延期に伴い発生した費用などの最大90%を保険会社が保険金として支払う仕組みだ。
ただ、保険金が支払われる条件は、台風や豪雨といった悪天候や、交通機関の事故、出演者の病気やけがによる出演取りやめなど、「被害とリスクの規模がある程度予測できる」(大手損保)場合に限られる。
損害保険には「危険度に応じた保険料を負担しなければならない」との原則があり、「危険度の査定ができなければ、そもそも補償はできない」(同)という考えが根底にあるようだ。
ということで、今回のような危険度がそもそも査定できない感染症流行などというものは補償できないようになっているとか。
他にも地震や戦争、出演者の違法行為による興行中止などといったものは補償対象外だそうで。
やっぱり、こういった「保険」は役には立たないということなんでしょう。
それにしても、再来週の我ら合唱団の出演予定音楽祭はまだ中止の連絡がありません。
できるわけないと思うんだけど。
(本日午前中の発表で、「残念ながら中止いたします」ということです。一安心)