賀茂川耕助さんのブログ、アメリカの米軍駐留経費の大幅アップの要求についてです。
日本はこれまでにも在日米軍の駐留経費の負担は他の米軍基地所在国と比べてもはるかに多くを支払ってきました。
しかし、トランプはその日本に対しても大幅な経費負担増を突きつけてきました。
これまでの年間約1900億円の実績に対し、80億ドル約8700億円に増額するように要求しているそうです。
韓国やドイツなどにも同様の要求をしているのですが、これらの国々がその要求に応えることはなさそうです。
日本政府はそういった要求を和らげようとするためにか、賀茂川さんも書いているように「米国製の旧式兵器を書い続けてきた」のですが、その甲斐はまったく無かったようです。
韓国はその要求を拒否した場合に在韓米軍を撤収というトランプの脅しが来ることも考えて、中国との協力強化を考えているようです。
日本と同じく在韓米軍の駐留経費の分担を巡り米国との協議が決裂し、増額に関して世論の反発が強まる韓国は、地域の安定と安全保障において中国と協力することで合意、という報道もなされている（英テレグラフ紙）。要求をのまなければ在韓米軍を撤退するというトランプ大統領の脅しに、韓国は中国と手を組むことで自国の防衛を確保しようとしているようだ。
日本がそのような方向に進むことはまず無いでしょうが、それではトランプの言うとおりに負担を増やすのでしょうか。
賀茂川さんも最後に書いているように、100兆円以上の財政赤字を抱えるアメリカと共に衰退の道をたどることになるのでしょうか。
安倍政権が続く限りはそうなると思います。
