中国など、紙幣自体の品質が劣悪な国が「キャッシュレス化率」が高いと言って、それに負けるななどというおかしな雰囲気が横行し、消費税増税というまったく関係のないタイミングに合わせて無理やり推進する体制にしてしまいましたが、その危険性について詳しく書かれている記事を見つけました。
城西国際大学准教授で、生活経済ジャーナリストという柏木りかさんという方の書かれたものです。
biz-journal.jp日本のクレジットカードについてのセキュリティは非常に甘く、今でも年間の詐欺被害額は200億円に上るそうです。
日本ではクレジットカード使用時にサインをする方式がまだ残っているようですが、イギリスなどではそういったことはもはや行われず、ピンコード入力が主流です。
さらに、カードを盗まれたときの対策のためにコンタクトレスカードという使用限度額が低く、さらに使用時にメールで確認されるといったセキュリティシステムが付けられているカードを通常使用に当てているそうです。
また、ネットバンキング使用にあたっては二重認証システムをくぐらなければならず、セキュリティを強化しています。
QRコード使用の決済も、あまりにも危険なため減少しているとか。
このようなものを無理やり押し通して拡大しようとするのは、さすがに自らもブラックな政権だからこそでしょう。
世界に冠たる日本の素晴らしい紙幣は、ほとんど偽札の登場を許さないほどの技術であり、何が不満でそのような完璧に近いシステムを捨てなければならないのでしょうか。
「カード作成に本人確認も不要」などというCMを見る度に、この国は犯罪防止というものを忘れて金儲けができれば良いという方向に進んでしまっていると感じていました。
なかなか、良い記事を読ませてもらいました。