サンマが不漁となりなかなか見ることもできません。
それについて、ダイアモンドオンラインで気になる記事が出ていました。
diamond.jp8月の漁獲量は1000tあまりと、例年の7分の1程度しかなく、価格も倍以上となっているそうです。
この理由については記事中には「気候変動による資源量の減少」と「中国や台湾などの外国船による漁獲増加」を挙げていますが、まあこれはここでは触れません。
興味あるのは次の項目です。
外食産業でも大戸屋では発売中止となっているものの、吉野家やかっぱ寿司では販売を継続しているとか。
しかも「生サンマ」と表示しているそうです。
スーパーなどでの販売では、冷凍品を解凍して売る場合は「解凍サンマ」と表示してありますが、これは食品表示法に基づいて決められています。
しかし、外食産業はこの食品表示法の食品表示基準には従う必要はないそうです。
したがって、昨年以前に水揚げされたサンマでその後冷凍されていたものを解凍していても、「加熱処理や塩漬けなどをしていなければ”生サンマ”と表示して構わない」ということだそうです。
何か、引っかかる表現ですが、法的には問題がないということなのでしょう。