アメリカのポンペオ国務長官は、ホルムズ海峡通行の船舶を守るための「有志連合」に日本の参加を要請(強制)したことを明らかにしました。
www.nikkei.com日本側はさすがにこれには即答はできないようです。
先日も安倍首相がイランを訪れたように、日本とイランの間には独自の外交ルートがありました。
今回の有志連合の標的がイランである以上、簡単にその歴史を捨て去るようなことはできないでしょう。
先日の日本向けタンカー攻撃は、アメリカがイランによるものとすぐに発表しましたが、それ以降の続報はありません。
しかし、イギリス関係ではイランが直接関わっていると表明している拿捕事件が続いているようです。
イランが国として責任を持った活動をしている限りは日本向けタンカーは大丈夫でしょうが、末端まで命令が行き渡るかどうかの確証はありません。
だからといって、通行するタンカーの周辺を海上自衛隊艦艇がうろうろできるかどうか。
非常に難しい選択を迫られることになりそうです。
ただし、表題にも書いたように、安倍さんに「志」なんてありませんので、たとえ参加しても「有志連合」にはなりません。