トランプはG20の後韓国を訪問することは予定していましたが、その際に板門店に行くので金正恩に会おうと呼びかけています。
北朝鮮が受けるかどうかは不明と書いていますが、中国の習近平が直前に北朝鮮を訪問し、韓国の文大統領もその方向で発言しています。
おそらくかなり以前から周到に計画されていたことでしょう。
これについて、田中宇さんは「国際ニュース解説」に次のように書いています。
中国は、となりの小さな従属国である北に核武装してほしくない。習近平は金正恩に、米国を覇権国の座から引きずり下ろし、米国に北敵視をやめさせ、在韓米軍を撤退させてやるので、その代わり北も核廃絶してくれと伝え、金正恩も基本的に了承していると考えられる。
そしてうまくいけば北朝鮮の制裁を緩和させ、アメリカも圧力を落とす。
トランプのこのような行動も、アメリカ国内の軍産共同体勢力の目をくらまし、反対をする前にことを決めようとしているとの解釈です。
tanakanews.comいつも書いていますが、どうも田中さんのこういった解釈はトランプを買いかぶり過ぎているのではないかと思ってしまいます。
しかし、まだまだ目が離せない情勢が続きそうです。