爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

イラン攻撃10分前に回避、こんな愚かな大統領に世界の運命を握られているのか

アメリカのトランプ大統領は、無人偵察機をイランに撃墜されたことに対し、報復のためにイラン攻撃の命令を出したものの、人的被害が予想されるということで攻撃開始の10分前に取り消したと、ツイッターで公表しました。

headlines.yahoo.co.jpまあ、本人の自白だけですので本当かどうか分かりませんが、本当だとするとギリギリ危ないところで思いとどまったものです。

 

そのまま攻撃すれば米軍にも150人程度の犠牲者が出るという見込みであることを軍部からの情報で知り、中止を決断したとか。

 

そんなことは、あらかじめ知っておくべきことじゃないの。

 

もしそのまま攻撃に突入すれば、今頃は150人の戦死者と150組の遺族ができていたということです。

そんな、愚かな大統領の命令に左右される米軍人の運命が気の毒です。

 

しかし、それについてはいつも参考にしている田中宇さんの「国際ニュース解説」にはすでに記事がありました。

田中宇の国際ニュース解説

この6月20日付けの記事(有料記事のため引用できません)のニュース概要によれば、ロシアのS400迎撃ミサイルがすでに各国に配備され始めており、米軍の攻撃をかなりの割合で迎撃できると報じられています。

田中宇さんの方がトランプよりはるかに事情に精通しているようです。

もちろん、アメリカの軍部もよく分かっているでしょうが、それを大統領に理解させるという方策がないのでしょう。

理解できない大統領が、理解しないまま軍を動かす。

極めて危険な状況でしょう。