海に多くのプラスチックゴミが漂い、生物の体内にも取り込まれていると言った問題が大きく取り上げられるようになっています。
その回収率の低さや、処理の問題、途上国にゴミを輸出すると言ったことが言われています。
toyokeizai.netたしかに、ポイ捨てなどの行動は論外ですし、廃棄物の海外移転も問題ですが、ゴミを問題化する前に、プラスチックの使用量を減らさなければ仕方ないでしょう。
それにしても、プラスチックの原料のほとんどは石油であることは忘れられているのでしょうか。
植物由来プラスチックなどというものも研究はされていますが、ほとんどまだ使い物になっていません。
石油の供給量には限りがあり、いずれは減少していくでしょう。
そうなれば、動力源や熱源としての問題もさることながら、プラスチック原料が減少して、価格も高騰するということになるでしょう。
その時になってからあわてても遅いのです。
今から、プラスチック使用をできるだけ減らしていく社会というものを構築していかなければ。
問題は、使い捨てのストローやレジ袋だけではないのです。