爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

統一地方選挙で熊本県議会議員選挙も始まる。しかし我が町では無投票となってしまった。

4月7日投票の統一地方選挙で、熊本県県議会議員選挙が告示され、候補者が名乗りを上げました。

 

しかし、何ということでしょう。

私の住む八代市を含む八代市郡選挙区では定数4に対して立候補4名。無投票で議員が決まってしまいました。

this.kiji.is熊本県議会は21の選挙区に分かれているのですが、なんとそのうち12選挙区(半分以上)が無投票でした。

 

以前から県内でも田舎の方は無投票も多いと思っていましたが、今回は熊本市でも第2区で無投票、一応熊本県でも人口2位の八代市郡区でも無投票。

 

国会議員選挙ではさすがに聞いたことがありませんが、県議会や市町村議会などでは立候補者が少なくなっているというのは問題となっています。

 

しかし、実際に自分の住むところの議員選挙で無投票となったということは、私も初めての経験です。

なにか、非常に嫌な感覚です。

大した権利でもないですが、民主主義の根本となる投票ができないとは。

 

とは言っても、いつもの選挙風景、いかにも地元のボスといった連中が脂ぎったような顔で、この時だけは取ってつけたような笑顔で「お世話になります」(この辺ではこれは”おしぇわになりまーす”と聞こえます)とドスの利いた声でがなりたてるのを聞かなくて良いということだけは良かった点ではありますが。

 

地方議会などというものが、何の魅力もなく権力もないということなのでしょうか。

その前に、地方自治というものがほとんど目の前の仕事を右から左へ動かすだけということもあるのでしょう。

それ以前に国政も含めて政治というものが魅力を失っているのかもしれません。