沖縄の辺野古への基地移転を問う沖縄県の県民投票が行なわれ、圧倒的多数が反対を表明しました。
投票者の7割、票数で43万票以上が反対だったそうです。
自民党支持層でも半数近くが反対票を投じたとか。
民意と言うものは、明らかに辺野古移転を否定していますが、何度も強調されているように、この投票結果に強制力はなく、首相とアメリカ大統領にこの結果を伝えるだけということです。
政府側の辺野古移転強行の意志は固く、今後も政府と沖縄県との対立は続くでしょう。
しかし、我が家で取っている熊本日日新聞には気になる記事が掲載されていました。
2006年に在日米軍再編の合意をしたのですが、その交渉中に「アメリカ側が」沖縄以外の日本のどこかにアメリカ海兵隊を移転させると言う提案をしていたそうです。
しかし、「日本側」は沖縄以外の移転候補を挙げることすらせず、アメリカ側提案を断ったとか。
おそらく、候補地をあげればその地域からの猛烈な反対が起こり、収拾がつかなくなると考えたのでしょう。
沖縄ならどうせこれまでも基地問題を受け入れさせてきたから、同じだという考えが見え透いています。
沖縄の意志が固いのも当然でしょう。