久しぶりに散歩に出かけ、熊本地震で被災して建て替えのため解体工事が進んでいる八代市役所の現状を見てきました。
右側の高い建物は病院で、その前のカバーがかけられている建物が市役所の解体中のものです。
熊本地震では、市役所建物の内部で崩壊の恐れがあるということで、すぐに使用中止となりました。
外観はあまり被害の様子も見られず、ここより北方で震源にも近く、見るからに崩れそうだった宇土市役所は頻繁に報道されたのとは違い、ほとんどニュースにも出ませんでした。
しかし、改築の計画がなかなかまとまらず、ようやく昨年決定、以前の建物があった場所に新築して建て直すということになり、総工費163億円という、田舎町には不似合いなものになりそうです。
写真の左側、クレーンの奥には現在使われているプレハブの2階建ての庁舎が見えますが、その程度の建物がふさわしいほどの市政ですが。
旧庁舎は、大学卒業後に会社に入り初めてここに赴任して、転入手続きに行って以来の付き合いでした。
いろいろあったけれど、懐かしい思いもあります。