爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

アメリカ国家情報長官は北朝鮮の核放棄を疑問視。トランプは長官を口汚くののしる。

アメリカの国家情報長官のコーツ氏が北朝鮮核兵器を放棄する可能性が低いと米議会で証言しました。

 

それに対し、トランプ大統領はコーツ氏を口汚くののしり、北朝鮮アメリカとの約束を守り核放棄を行なうことに期待を寄せました。

 

headlines.yahoo.co.jp

まあ、ほとんどの人は北朝鮮が約束を履行するなどということは信じていないでしょうが、トランプが本心から言っているのか、交渉の手として信じたふりをしているのか、よくわからないところです。

 

さて、アメリカに「国家情報長官」なる役職があることも知りませんでした。

どうやら、同時多発テロが防げなかった反省としてCIAを含む情報機関を統制するために設けられたそうです。

ja.wikipedia.org

ただし、どの程度の各情報機関への指揮権を持っているかは不明のようで、現長官のコーツ氏も前上院議員ということなので、専門家ではないようです。

 

北朝鮮の核関連施設が、今でも動いているらしいということは、他の機関の観測でも発表されており、まだまだ疑いが残るところです。

 

トランプも北朝鮮を信じるポーズを取っていますが、完全に北朝鮮の脅威がなくなれば日本などに売りつけている高価な兵器も必要なくなるわけで、両方向の矛盾点を保持しながら進めているのかもしれません。

 

「矛盾」の故事成語の原典に戻るようです。盾も、矛も売りつける。それがトランプ。