爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

今日見かけた交通危険事例「自転車の斜め横断は危ない 無事だったのは幸運のみ」

ポカポカ陽気になったためだけではなく、所要があって市内中心部へ歩いて出かけました。

この熊本県南部の田舎町は、古くから商業工業で栄えてきましたので(「古くから」ではなく「古くは」かもしれません)市内中心部はコンパクトにできており、自転車で出かける高齢者も珍しくありません。

 

ちょうど通りかかった交差点は、東西に走る少し広い大通りと南北のやや狭い通りが交差しているもので、朝夕は非常に通行量も多いところです。

 

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左右(東西)の通りが大通り、今は信号が青ですが、歩行者用信号は点滅から赤になるところでした。

上下(南北)の通りは信号が赤で、3台の車が信号待ちで停車していました。

 

すると、その後方から自転車に乗った男性(70代くらいの老人)が停車中の車の影から斜めに車道に出てくるではありませんか。(赤線)

 

幸いにもちょうどその時には大通り側から右左折で入ってくる車が無かったため、事故にもならずに済みました。

 

私も車も運転しますが、このような状況で特に右折でこの交差点に入ってくる場合、対向車と横断歩道の歩行者自転車は確認しますが、まさか信号待ちの車の裏から自転車が出てくるとは想像できません。

 

そのような車が曲がってきた場合は衝突する可能性が非常に高いと思います。

 

おそらく、この老人も数十年もこういった自転車の乗り方をしてきたのでしょうが、これまでそれでも無事で済んだのは幸運だけです。

先は長くはないでしょうが、せめて他のドライバーに迷惑をかけることなく逝ってもらいたいものです。

 

なお、私も30年ほど前に車を運転中に、これと全く同じ状況で危うく自転車と衝突する寸前で急ブレーキで回避したことがありました。

相手は中学生くらいの子供でしたが、ぶつかっていればただでは済まなかったでしょう。

いくら責任は車のドライバーが重いと言っても、生死に関わるのは自転車側です。

守るべきことは守ってほしいものです。