田中宇さんの「国際ニュース解説」などでは、安倍政権が対米従属に見切りをつけ中国との関係重視に転換していると言われていましたが、「賀茂川耕助のブログ」でも賀茂川さんが同様の観測を出しました。
田中宇さんの主張も同様ですが、やはりアメリカ自身が世界の覇権国であるという立場を放棄しようとしており、日本などの同盟国もそれに対応する形で行動せざるを得ないということです。
そうは言っても、骨の髄まで対米従属路線であった日本政府が、本当にそれに代わる政策を取れるとは思えないのですが、本当にそう言えるのでしょうか。
先月の安倍首相訪中で、形ばかりの友好宣言は行われましたが、実質的な中身ははっきりとはしていなかったようです。
今後、中国の一帯一路政策にも協力するといった観測ですが、そこまで行くかどうか。
その後の報道では、F35戦闘機を100機購入もありえるとか。
総額1兆円にもなります。
とても「対米従属の解消」を目指す政府が取る政策とは思えません。