九州電力は13日に太陽光発電の電力が限度を越えて供給され、需給バランスが崩れ大停電になる危険性があるとして、太陽光発電事業者に「出力制御」を実施しました。
この前の北海道の地震の際に、発電所の被災で電力供給が急減し、全道停電となる「ブラックアウト」が発生しましたが、このような事態は電力供給量が「急増」する場合にも起きる危険性があるためです。
報道各社で大きな扱いをされていますが、中には「再生エネルギー発展のためには逆行」などと書いているところもあります。
しかし、太陽光発電の電力供給の不安定さが問題であり、これは今回のように「供給過大」だけでなく、急激な減少が起きても同様です。
太陽光発電であれば「一天にわかにかき曇り」となったらどうなるかということが問題になるわけです。
やはり、このような不安定発電装置には十分な蓄電池併設が必要なのでしょう。
そして、それが莫大なコストを要するのは明らかですから、まだ当分は頼りにならない技術であるということなのでしょう。