爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

自民党総裁選、小泉進次郎の行動は親譲りの狡猾な手法

先ごろの自民党総裁選で、小泉進次郎が石破支持を表明したものの投票の寸前であったことが議論となっています。

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いわれのない?小泉人気から、彼が早く石破支持を明らかにしていれば得票数も変わってきただろうということですが、見え透いた手法でどちらの恨みも買わずに済まそうという、父親譲りの狡猾な行動と言えるでしょう。

 

確かに早めに石破支持を表明すれば特に地方の党員票は石破に流れたでしょうが、それでは安倍からの恨みをかってあと3年は冷遇されるとでも思ったのでしょう。

かと言って、安倍支持などしたところでニュースにもならない。

ここで双方に恩を売るようなギリギリの行動だということでしょうか。

 

それにしても、大抵の専門家は見切っているはずのあの小泉政治、そのマスクと一見きっぱりとしたような行動で取った父親の人気をそのまま受け継ぎたいというのが明らかな進次郎ですが、どこまでそれが通じるか。

 

安倍支持に雪崩現象のように飛びついている議員連中の全体主義愛好者的な性向にも世紀末(今から?)を感じますが、顔とスタイルだけで進次郎に飛びつく一般党員票にも落胆します。