爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

”賀茂川耕助のブログ”を読んで No.1229 多極的世界秩序へ加速

もうアメリカは世界の覇者であろうとはせず、内に籠ろうとしているのではないかという観測は多くの人から出されていますが、賀茂川耕助さんもそういう意見を出されました。

kamogawakosuke.infoトランプは欧州との争いは避ける一方、中国との貿易戦争はさらに激化させるようです。

その他の政策も含め、アメリカのメディアはトランプの政策には一貫性がないと酷評しているとのことですが、賀茂川さんの意見は違います。

 

それは、「アメリカの単独覇権主義は終わらせる」ということで統一されているということです。

 

アメリカの海外軍事基地も撤収するということを言っていました。

その動きはまだ見えないようですが、それも実行に向けた動きを示すかもしれません。

 

海外での紛争への介入もせず、無関係と主張するかもしれません。

北朝鮮との会話もその一環であるのか。

イスラエルについては、逆に異常に入れ込んでいるようですが、これは自分たちの縄張りとして保持するつもりか。

カナダとメキシコとの協定は交渉しても、TPPなどは無視するか。

 

いろいろと思い当たることがありそうです。

そこで日本がどうするのか。縮小したアメリカの縄張りに入れてもらうつもりか。(相手が嫌と言ったらどうするのでしょうか。)

日米安保協定などもう止めたと行くかどうか、その時こそ自民党の自主防衛という言葉が本気かどうかがわかるのですが。