近藤邦明さんの「環境問題を考える」を拝見していましたら、先日の台風20号で倒壊した淡路島の風力発電風車について掲載されていました。
http://www.env01.net/fromadmin/contents/2018/2018_04.html#n1234
徳島から姫路を通過した台風であったため、淡路島も相当強風が吹いたのだろうと思っていましたが、実はとんでもない手抜き工事の風車だったようです。
倒れた風車はそれほど大きいというものではないそうですが、倒れた基礎部分の写真を見ればそれでもかなりの大きさであることが分かります。
しかし、素人目で見ても明らかに鉄筋など少ないのがありあり。
実は風力発電風車の建築については、基準などないのですが、一応のものが土木学会で定められ、2007年11月に指針として出されています。
どうやらこの淡路島の風車はその直前に建設されたもののようです。
近藤さんも書いているように、2009年以前に建てられた風力発電風車は建築基準もいい加減であるものが多いようです。
さらに、その頃までは「環境に良いことやってます」の見世物やモニュメントとして建てられたものが多く、人が近づく可能性も多いようです。
折から、20号よりさらに強力な台風21号がまっすぐ日本列島に向かっています。
事故がなければよいのですが。