爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

トランプ大統領とアメリカメディアの闘いは続く

トランプ大統領が、「メディアは国民の敵」と語ったことについて、米メディア350紙以上が一斉に非難をしたそうです。

www.fnn.jp

これについて、日曜朝のテレビワイドショーも取り上げていましたが、その中で「新聞は国民の敵か」というアンケートには全体の半分が否定、3割が肯定、しかし共和党支持者に限って言えば8割が肯定という結果があるようです。

 

メディアの多くは民主党支持で都会のエリートというイメージなのでしょうが、それに対して共和党支持の地方の貧困層という、アメリカの分裂がさらに大きくなっているのでしょう。

 

しかし、トランプと共和党の議員とは溝があるとはいえ共和党自体は決して大企業と無縁のはずはありません。

いや、かつては軍産複合体の主要部は共和党支持で固まっていたように思います。

 

そうなると、地方の貧困層という人たちは、誰の何を支持しているのか、怪しくなります。

 

まあ、アメリカだけの話ではなく民主政治であっても、政権を支えている人たちに政治の恩恵が回るとは言えないことは、いくらでもありそうです。

 

日本でも、選挙のときだけは地元の支持者に顔を向ける議員たちが、それとは縁遠いレベルの総裁選をやろうとしています。