爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

台風12号は関東地方にとっては非常に危険なコースを取りそう

台風12号は小笠原諸島を過ぎ、今後海側から直接関東地方へ向かうようです。

tenki.jp

2016年の台風10号も迷走した上に東北地方に上陸というあまり見ないコースをたどり、各地に被害を出しました。

今回の台風も危険が予想されます。

 

九州は台風が頻繁に襲ってくると思われているかもしれませんが、実はその大半は鹿児島宮崎に上陸または近づき、そのまま四国や紀伊半島方面に抜けることが多く、熊本以北の北九州にはあまり激しい風雨をもたらす台風はありません。

たまに、東シナ海側から北上し勢力が強いまま長崎方面から曲がってくるのが、熊本や福岡にとっては最悪のコースで、これが来た時は大きな被害を出します。

 

その場合の最大瞬間風速は時速50km近くに達することもあり、家屋の被害や電柱が倒れて停電といった事態になることがあります。

 

このように、海で発達した台風が最初に襲う陸地に及ぼす被害には想像以上のものがあります。

上陸してしまえば、それ以上は水蒸気の供給も無くなり台風の勢力はどんどんと弱くなるのですが。

 

そんなわけですから、今回の台風12号のコースでは千葉や神奈川、東京といった地域に被害が出る危険性がありそうです。

くれぐれもご注意ください。