爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

議員の程度の低さには今更ながら恐れ入る 参考人に対して下劣なヤジ

自民党の穴見衆議院議員が、受動喫煙防止について審議している委員会に招致されて発言した参考人に対し「いいかげんにしろ」という下劣なヤジを飛ばし、批判を受けたので謝罪したそうです。

www.asahi.com

参考人として発言していた方は、日本肺がん患者連絡会の代表ということで、受動喫煙を防ぐという観点から喫煙場所の厳しい制限を主張したのですが、自身も喫煙者である穴見議員はそれに対して暴言を吐いたとか。

 

批判を受けた穴見は、謝罪?として

参考人のご発言を妨害するような意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いでつぶやいた」と弁明。「参考人の方はもとより、ご関係の皆様に不快な思いを与えたとすれば、心からの反省と共に深くおわび申し上げる」と謝罪した。

というコメントを出したそうですが、これが「謝罪」に当たるかどうかはともかくとして、「つぶやいた」はないでしょ。

 

だいたい、議員の「ヤジ」というものは、他の議員の発言に対して行われるものであり、「参考人」などの議会以外の人に対して行うなどというのは論外です。

それすらわきまえないようなものに、議員の資格はありません。

 

 

この穴見も、「魔の三回生」の一人だそうです。

2012年の民主党から政権奪回を果たした選挙で当選した議員のうち、そこが初当選の議員が今まで続いていれば「三回生」と言うことになります。

 

数々の問題を引き起こしているのもこの連中で、以下のようなものです。

mainichi.jpスキャンダル、トラブル続出です。

 

2012年の選挙では、民主党政権への不信感から一気に自民党に票が戻り、自民党大勝となりました。

しかし、必要な候補が足りなかったためか、相当おかしな連中まで候補にしたのが、こういった事態を招いたようです。

 

まあ、これまでにも小泉選挙や小沢一郎のブームの時に初当選した議員には変なのが多く問題を起こしたということもありましたので、これが最初ではありませんが、安倍の政権の長過ぎる期間のせいで、大きな影響が出てきているようです。

 

このような不適格議員も大問題ですが、それ以上に「不適格首相」が居るんだからこういったトラブルも当然か。

 

なお、穴見は九州一円に店舗を構えるファミレス「ジョイフル」の創業者元社長だそうです。

最近はあまり行かなくなりましたが、手頃な値段で食べられるということで、よく食べに行きました。

もう今後は近寄らないかな。