爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

こりゃもうダメだ 日大アメフト前監督も、首相も

日大アメフトの悪質反則行為の問題で、内田監督は辞任を表明したものの反則行為の指示については否定しています。

しかし、今日にも反則行為の選手本人が会見を開き、監督やコーチからの指示があったことを明かすということです。

 

内田前監督は、直接指示はしていないということで、なんとか監督辞任だけで事を収めようとしているのでしょうが、もうダメでしょう。

 

そもそも、選手はもはやアメフト界でも日大学生としても居残る希望も無くなってしまっていますので、嘘をついてまで監督やコーチ陣を擁護する必要も何もなくなっているでしょう。

他にもいろいろの噂を耳にするということは、既に日大アメフト部からの利益も何も受けることを期待できない証言者が続出ということです。

そんな状態で、なぜ誤魔化せると思うのか、その神経が不思議なほどです。

 

 

さて、もう一点の「首相案件」の方ですが、愛媛県の提出した記録文書には、加計学園理事長が首相と面会して獣医学部開設について話をしたのが、首相の説明よりはるかに前の計画段階であるということが明記してあったそうです。

 

もとより、学生時代からの親交のある加計理事長が、安倍首相に何も話していないということ自体、信じられる話であるはずもなく、始めから「加計ありき」であることは明白と感じられるものだったのですが、物証が揃って改めて首相が嘘で固めているということが証明されました。

 

親友の金儲けのため、獣医過剰を恐れて獣医学部新設に反対する獣医師会や文科省の反対勢力に対して、特区制のゴリ押しで加計学園獣医学部設立を推し進めたと言う構図がまさに真実であったということです。

 

親友のために便宜を図った韓国の前大統領がどのような道をたどったのか思い出してみましょう。

日本の政界は韓国よりはるかに劣り、不潔で、自浄能力も何もないものなのでしょうか。

安倍の前にひれ伏したがごとき、自民党議員の連中に一番考えてもらいたいものです。