安倍が訪米しての日米首脳会談が始まったようです。
直前の予想は色々と出ているようですが、早くも「拉致問題」を米朝会談で持ち出すという言質は取ったようです。
しかし、核開発凍結やミサイル問題、その他の大きな課題が山積みの中でこれがまともに扱われるとはとても考えられません。
おそらくは冒頭にでも、トランプ「日本がうるさいから一言言わせてね、拉致問題はどうなの」、金「それは解決済みです」、トランプ「分かった」で終わりでしょう。
被害者家族などはこの会談に期待という談話を発表していますが、今度も期待はずれになりそうなのは誰でも予測していることでしょう。
まあ、安倍は拉致問題をテコにしてのし上がったようなものですから、言わずにはいられないのでしょうが、もとより解決などは期待できるはずもないことは分かっているはずです。
それよりも問題は、南北、米朝、中米と世界の情勢が大きく変わる中で、何の声もかからない日本の状況です。
まあ、アメリカの言うとおりの日本と何を交渉してもしょうがありませんが、日本人にそれを認識させるのが難しいのでしょうか。
安倍の祖父はもう少しは頭を使って絶対的支配者のアメリカと渡り合ったようです。その数分の1でも孫が受け継いでいればまだマシだったかもしれません。