平昌オリンピックがようやく終わり、いつものささやかな楽しみであったテレビのレギュラー番組も元通り。ホッとしました。
それにしても、メダル獲得ということばかり強調される報道には少々食傷気味です。
冬のオリンピックでは最高の取得数とか。
しかし、夏の大会も冬の大会も競技数の増加ぶりには驚かされるばかりです。
もちろん、競技が増えればメダル数も増えるのは当然ですから、総メダル数がいくつでその中で日本が何個を獲得したかを比較しなければならないのではないでしょうか。
オリンピック関係のデータをまとめた上記サイトを見ると、まあ第1回アテネ大会はさすがに参考にはしにくいですが、例えば夏の前の東京大会(1964年)は、19競技163種目。直近のリオデジャネイロ大会は、28競技306種目だそうです。実にほぼ2倍。
冬では、1972年の札幌大会で6競技35種目、今回の平昌は7競技105種目、実に3倍。
これを無視してメダル数比較なんて言われてもね。
まあ、競技数増加に歯止めなんていうと、ボクシングやレスリング廃止とか野球も止めとか変なことになるから困ったもんだけど。
もちろん、がんばってメダル獲得を成し遂げた選手の皆さんの偉業にケチをつける気なんてまったくありませんが。(と言い訳しておく)
とにかく、あのマスコミの報道姿勢が気に入らないだけです。
とはいえ、このメダル病もお隣の開催国ではもっとひどいみたいです。
日本はまだそこまでひどくないか。