アメリカの議会でかつてイスラエルの首都がエルサレムと認めたことがあり、これまでの大統領はそのあまりにも大きな影響を怖れて棚上げしていたものを、とうとうトランプは実行すると宣言しました。
www.tokyo-np.co.jp当然ながら、パレスチナを始めイスラム各国は大反発、また戦争の危機です。
北朝鮮でも、「北の挑発を抑える」と言いながら、数々の「挑発発言」そして大規模な軍事演習と、自分の方がよほど挑発をエスカレートさせています。
上に引用した東京新聞記事の表題にもあるように、トランプに「戦略」があるとは思えません。実際に戦争勃発となっても自らそこに参戦するだけの準備も構想もないでしょう。
この件に関し、参考にさせていただいている内田樹さんの「研究室」に面白い記事が載っていました。(もちろん、内容が”面白い”わけではありません。どちらかと言えば”怖ろしい”話です)
http://blog.tatsuru.com/2017/12/06_1030.php
記事の表題は「王の狂気」
トランプは何らかの精神的疾患を抱えているという見解を発表する精神科医がアメリカには何人も出ているそうです。
彼の「奇矯」としか言いようがない行動は、それが超大国アメリカの大統領であるために怖ろしい結果を生む可能性があります。
ロシア疑惑での逆境が強まるほど、その行動は危険になりそうです。
そして、それは世界で唯一とも言える「トランプのお友達」にも深く影響を及ぼさざるをえないことです。
両方共速やかに退陣といかないものでしょうか。