爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

再認識 白黒フィルムの底力

年末に向け大掃除の一環として、物置に入れっぱなしにしていた昔の書類などの整理を始めました。

 

すると、昔撮影したネガフィルムが大量に出てきました。

大体、中学生から高校生くらいの頃に撮った白黒のフィルムです。

 

実は、半年ほど前にフィルムスキャナーを購入し、ネガフィルムのデジタル化を行っているのですが、中高生時代のフィルムが見当たらず、もしかしたら実家に置いたままで失くしてしまったかと思っていました。

どうやら、実家を改築した際に当時残っていたフィルムなどはこちらに送られていたようで、それをダン箱に入れたまま忘れていたようです。

 

早速、出てきたフィルムのスキャンを始めました。

これまでにも多くのフィルムのスキャンはやってきたのですが、カラーフィルムの劣化は激しく、20年程度のものでも黄変しているものが多く、がっかりさせられていたのですが、今度出てきた白黒フィルムはそのような劣化は無く、若干のカビは見られるものの相当良い状態が保たれていました。

 

撮影した対象はその当時一所懸命に撮っていた蒸気機関車が多いのですが、ネガフィルムを見ているとどういった状況で撮ったのかも忘れているものが多く、50年近くの年月が経ったことを再認識されます。

 

それ以上に、これだけの年月が経ってもびくともしない白黒フィルムの品質には驚きました。

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これは1971年7月に撮影した、奥羽本線のC61です。どのカメラでどのレンズかということも忘れてしまいました。

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こちらはその翌日に山形県酒田駅で撮影したD51です。

蒸気機関車もさることながら、駅の光景が時代を感じさせます。

まだ高校2年生だったのですが、2泊3日の撮影旅行に一人で出かけました。

 

まだあと20本位のネガが残っています。どのような画像があるのか、楽しみです。