自民党の竹下亘総務会長が、もしも海外の首脳来日の際に「同性パートナー」を連れてきたらという問題について「それは日本国の伝統に合わない」と発言したそうです。
「私はそんなのは気持ち悪いから嫌だ」と言うのは別に勝手でしょうが(批判は受けても)、ここで「日本国の伝統」なんていう言葉を持ち出すのは、あまりにも物知らず、知恵足らずの露呈でしょう。
おそらく、この方の人生プラス数十年程度が「伝統の範囲」なんでしょうか。それにしても知識も想像力も不足しすぎています。
まあ、女性同士の同性愛がどうであったかはあまり記録はないようですが、男性同士の同性愛というものは非常に広範囲に、時代も古代から現代まで延々と続いていたのは明白です。
竹下氏が博学多識であるなどとは、夢にも思いませんが、自民党総務会長というご立派な(?)立場であれば発言は慎重に願いたいものです。