二ヶ月に一度の大相撲は、年寄りにとっては大きな楽しみです。
会社勤めの頃は考えられなかったのですが、毎日午後4時から6時までと言う時間に次々と取り組みが放映され、見ることができます。
目を離せないのも3分に一度くらい、あっという間に勝負が付きますので集中力もさほど必要でなく、トイレにも随時行くことができます。
しかし、今場所はどうしたことでしょうか。
4横綱のうち、3人までもが初日から休場、さらに人気の大関の高安や、注目の若手の宇良までもが早くも休場となってしまいました。
がっかりしていまします。
テレビの解説者によれば、力士が体重が重い方が有利ということであまりにも増やしすぎ、特に下半身に障害が出やすいのだとか。
それもあるのでしょうが、素人目に見てもあまりにも危険なのがあの土俵の構造でしょう。
俵で区切られたプレーゾーンの外側にはわずかなスペースがあるだけで、その先は数十センチも低くなっているわけです。
土俵内だけで勝負のつくことは少なく、大抵の場合は土俵の下まで落下してしまいます。
この落下による負傷も多いのではないかと思います。
あんな危険な構造にしなくても十分楽しめるのでは。
土俵は平面状にすること。
土俵の外側には十分にスペースを取り、客は近くには入れない。勝負審判だけは仕方ないので座らせても、それ以外はクッションを置き倒れ込んでも大丈夫なようにする。
以上、少しでも力士の怪我を防ぎたい一念での提案でした。