爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

内閣支持率下落、それでも受け皿が無いって、どういう政党なら受け皿になるの

安倍内閣が数々のスキャンダルで支持率が下落していますが、それでも民進党などの野党が政権の受け皿として期待できないことからそれ以上の崩壊にまでは至っていないということです。

 

東京都議会では小池新党である都民ファーストがあるということで、あっさりと自民党崩壊の道筋を示してしまいました。

 

私もさすがに今の民進党が「政権の受け皿」になるなどとは夢にも思えません。

ならば、どういった政党であれば「受け皿」になるのでしょうか。

 

基本的には、現政権同様の「経済優先、それも景気回復、経済成長」路線でしょう。

(ただし、現政権はそれは見せかけだけで本心は別のようですが)

 

そのためには、民進党左派(そんなの居るんかね)や共産党のような産業政策自体が大きく変化するようなところには任せられないというものでしょう。

 

そこで、すっかり評判を下げていますが一時の維新の会、そして小池新党の全国版といったものに期待が集まりやすいのでしょう。

 

そういった基本路線の中で、付加価値として原発政策であったり、新エネルギー政策であったり、福祉政策や年金問題であったりという点を取り入れるといったところでしょうか。

 

私の見る所、モノになりそうで、できたら一気に政権の受け皿になるかもというのは、小池新党に自民党の反安倍グループが大挙して押し寄せた場合でしょうか。

 

そして、それは政策としては「これまでと大差なし」になることがほぼ決まりです。

政権を取ったとしてもすぐに馬脚を表すことが間違い無しのようなものです。

 

本当に長続きするような方向性は「脱成長」「脱エネルギー」社会の構築に向けた社会変革を実行することだけです。

そういった勢力は現在まったく存在しません。

当分は真っ暗闇の続くことになるのでしょう。