久しぶりにきれいに晴れたので、散歩に出てみました。
しかし、もう梅雨明けかと思うような夏空ですっかり汗だくになり疲れました。
小一時間も歩くと交通違反行為、危険運転にあちこちで出会います。事故にならないのが幸運としか言いようがないのですが、当事者たちはまったく気付かないのでしょう。
歩き始めてすぐに出会ったのが、60代くらいの女性の自転車。
フラフラ走っていると思ったらなんと「日傘の傘差し運転」です。
雨の時の傘差しでの自転車運転は最近では警察も厳しく指導していますが、堂々の日傘差運転。もう何も言う気にもなりません。
そこからしばらく歩いて横断歩道で車の途切れるのを待っていると(これも厳密には違反行為です。横断歩道で横断歩行者がいたら停車しなければなりませんが)走ってきた軽トラが左折の方向指示器を出しながら近づいてきます。走り去ってその行先を見ると、方向指示器はずっとウインクしたまま。戻し忘れているようですが、これも非常に危険な行為です。
しかし、この辺では軽トラというのは「最も危険な車」ですので、まあ近づく車もないでしょう。
この田舎でも若者の暴走仕様の車も走ってはいますが、それ以上に危険なのが「年寄りの軽トラ」です。たいていは農家や自営業者のジジババが運転していることが多いのですが、ほとんど車も走っていない時代から運転しており今でもその運転感覚のままですので、他の車や歩行者に配慮するということがほとんどありません。
さらに足を伸ばして歩いていると、いかにも危ない爺さんの自転車。ほとんどまっすぐに走ることができずフラフラと走っています。
しかし、その後ろから近づいてきた自動車がいきなりクラクションを連発。これも危険だからとは認められず自転車を威嚇したものと見なされるので違反です。
しかも、それで追い抜いた直後に自転車の進路を塞ぐように左折。あまりの危険行為に唖然としました。
相次ぐ危険行為に心が重くなりながら歩いてくると、向こうから花を抱えて自転車に乗った老女が。
このあたりでは毎月1日と15日には花を墓地に手向ける美風が残っており、多くの人(たいていは老人)が墓参りをします。
しかし、花を抱えて片手運転でフラフラ自転車というのはいけません。下手をするとその墓地に直行ということにもなりかねません。
今日も無事に帰ってくることができ、本当に良かった。