爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

森友・加計学園問題、構図の認識が変わってきました。

森友・加計学園と続く安倍政権中枢部の不祥事はまだまだ収束の方向性も見えません。(政権の希望にもかかわらず)

 

森友問題が起きた当初は、官僚側が過度に「忖度」し、安倍総理の望む方向に勝手に動いて取り計らったのかと思っていました。

安倍総理が最初に「私や家内が関わっていたら総理も議員も辞める」とまで見得を切ったので、思わず私まで信じてしまいました。

 

そのため、もし忖度するような官僚は解雇し放逐すれば名総理として歴史に残るというブログまで書いてしまいました。今思えば恥ずかしい。

sohujojo.hatenablog.com

しかし、森友に続いて加計学園(しかし両方共”学園”がつくというのは、面白い。さすがに許認可だけが頼りの業界だけのことはある)のスキャンダルも出てくると、どうやら政権中枢の関与は明らかのようです。

 

加計学園問題では文科省の大臣や副大臣といった政治家はもみ消しに躍起ですが、事務次官以下の官僚はそうでもないようです。

それはそのはずで、官僚としては「首相の指示通り」の職務執行はどこからも非難されるようなものではなく、通常の業務に過ぎません。

 

しかし、「首相の指示」がどのような意図で行われたかは首相自身にとっては大スキャンダルになります。

韓国大統領の失脚を見ても、そのような行為がいかに法律の条文を書き換えてごまかしても言い逃れ出来ないものであるのは当然です。

 

さすがの日本国民もようやく安倍政権支持率を落とし始めました。(とはいっても私に言わせれば3年遅い)

さて、ここで心配なのは北朝鮮のさらなる暴発です。

まさか、日本政府中枢が北朝鮮とパイプを持っているとは思えませんが、もしかしたら金正恩が安倍政権の窮状を「忖度」し、日本のEEZぎりぎりを狙ってミサイルをぶっ放すなどということも可能性ありです。

それで日本国民の危機感を強めれば、評論家や御用学者などで「この危機的状況にそのようなことをいつまでも言うな」などと言い出す連中は掃いて捨てるほど居るでしょう。

 

非常に危ない状況になってきたと思います。日本の安全を守るためには、一刻も早く安倍首相が前言に従い総理も議員も辞職することが必要でしょう。